ピーク・イルミネーティング・ルーペ(P.I.L.)
P.I.L A
1977−A

ピーク・イルミネーティング・ルーペ(P.I.L.)
拡大観察あるいは検査の機能を左右するのは単に倍率のみが問題となるのではなく、そのレンズの設計・加工精度などが大きなファクターになるとともにさらに、重要な要素として証明の問題があります。
P.I.L.はこの照明に画期的なアイデアを生みました。即ち、シェードにハウジングされたサークライン蛍光燈を130mm直径拡大率2倍の大口径レンズ周辺部にセットして照明を被検物に平均的に投光し、かつ作業者に対し魔になる不要光線をカットし、疲労という大きな障害を除きました。
両眼観察の大口径レンズと、この無影平均の照明装置とのコンビネーションが被検物を鮮明で、かつ、立体的な観察を可能にし、また堅牢なレンズヘッド部の水平垂直回転装置と相まって検査・観察・作業との能率は著しく向上しました。
P.I.L.にはA.B.C.Dの4機種が用意されておりますので、その作業目的に従って、最適の機種をお選びください。

P.I.L.A 1977−A
P.I.L.Aはサークライン蛍光燈を周辺に取付けたレンズ部、クランプにより連結された2本の支柱、被検物あるいは、組立て部品等を載せる堅牢なダイキャストベットとからなり、レンズ位置はその前後、高低、傾斜など作業者が希望する位置に固定することが出来ます。
また、ダイキャスト基部ベットは宝石等取扱いに注意を要するものの為にフェルトパットが附属しております。
特に精密機械の加工、組立、繊維の検査、医学的観察、生物学的観察、写真印画のレタッチ、学校向け教材などに最適です。
P.I.L.補助レンズ 1980
P.I.L.補助レンズはP.I.L.A.B.C.D本体のレンズ部にセットすることにより、合成倍率が3.5倍なるように設計されております。
より一層の検査を必要とする場合非常に有効です。
拡大率
有効径
照明
寸法
重量
電源
2X
130oφ
サークライン蛍光燈(20W.100V)
230×445×380mm
2900g
AC 100V

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